やっぱり　問題でしたね

平成の早い段階から私は

この危険性を知り合いの大家さんには

必ず説明しておりましたが・・・

平成の初めごろから流行りだしたように記憶しておりますので・・・

今年で約30年です・・・

大手ハウスメーカーが・・・

「お母さん!!  大変です!!」

「家賃を30年間保証してくれるんだって!!」

「これで、老後も安心だね　お母さん」

「今度の日曜にでも　相談会に行ってみようよ!!」

などという語り言葉で・・・

最初は大きな字体が、だんだん小さくなっていくような広告を

覚えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

上の記事にもある通り・・・

確かに30年間・・・

借りてくれることは借りてくれるんですが・・・

条件があって・・・

例えば

「10年経ったら、当社の指定のリフォームをしてください」

とか・・・

「賃料は当初10年間は、この家賃ですが・・・」

「その後は、その時の相場で・・・」

などと・・・

確かにバブルの頃は

賃料は右肩上がり・・・

弊社でも大家さんに

「○号室が更新ですが、いくら値上げしますか?」

などという、現在では信じられないような

トークをしていた時代もございました・・・

ですから・・・

「当時の家賃よりも10年後は上がっているのだから・・・」

「ここで30年固定家賃じゃ・・・」

「損だな・・・」

と

皆さん

思っていたでしょうね・・・

バブルの崩壊もありまして





賃料は下がり続けたので




一括借り上げた方も

良かった～～

これで家賃を下げられる

一方

大家さんの支払いは

金利が下がったので・・・

利息は減るものの・・・

元金までは変わらないので

持ち出しになる場合も・・・

たまらず

「値下げは困ります」

と言うと

じゃあ・・・

借り上げ契約を解除します

となってしまい

ここで初めて

ちょうど30年くらい経ちましたので・・・

「話が違う」とか

「こんなはずではなかった」

という事例が・・・

立証されてきはじめたから

「問題になっている」わけです

そもそも・・・

平成の初めのころ・・・

バブルがはじけるなんて・・・想像してました?

阪神大震災や、東日本大震災を予想されてました?

天皇陛下が、ご存命中に皇位を譲るなんて予測できました?

まだまだ、たくさんあると思いますが・・・

私も子供がおりますので・・・・

5年や10年先の事でしたら

「このままいけば、こうなるかもしれないな?」

と

少しは想像もつきますが・・・

なんて・・・

私でしたら、口が裂けても申し上げられません!!

なぜなら・・・

ハトのマークの地元の不動産会社は、全部とは言えませんが

たいがい・・・

地元に住んで

あるいは地元で育って・・・

これからも地元で商売を続ていくわけですから・・・

仮に私が、平成の初めころに

「大家さん　大丈夫ですよ、お任せください。30年間保証しますから・・」

などと言っていた場合・・・

と　

いうことになるわけです・・・

多分、大手の場合は・・・

「あー　その人は現在移動しております」

ならまだかわいいですが・・・

「もう退職しておりまして、現在はおりません」

などと言われ・・・

当初の計画と収支が合わなくても

と

言われてしまうわけでございます・・・

地元の不動産相場や動向に精通しているプロは

お世辞でも

いい加減な事は

言えません‼︎

もちろん

弊社にご相談いただいた家主様で

上記の被害にあわれた方がいらっしゃらないのは

言うまでもありませんが・・・

というお話でした!!

不動産は1つとして同じものがないだけに、ﾄﾗﾌﾞﾙや不具合も多種多様・・・日々勉強ですね





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